畑岡奈紗、最年少でのメジャー3勝へ 最終日は「守りに入らず攻める」


ホールアウトし、同組キャディと握手を交わす畑岡奈紗

ホールアウトし、同組キャディと握手を交わす畑岡奈紗

 ◆女子プロゴルフツアーメジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第3日(14日、兵庫・チェリーヒルズGC=6425ヤード、パー72)

 畑岡奈紗(20)=森ビル=が通算13アンダーで首位を守り、最年少でのメジャー3勝目に王手をかけた。1番から出て、いきなり1メートルにぴたりとつけてバーディー発進。その後も13番パー4では、14ヤードのチップインバーディーも決めるなど順調にスコアを伸ばした。16番パー4では左奥のラフに入ったボールを「下をくぐってしまって…」と空振りし、ダブルボギー。それでも2日連続の「67」を出し「前半から攻めのゴルフができた。コースの距離は短いので、フェアウェーに入ればチャンスかなと思います」とうなずいた。

 最終日は同じ“黄金世代”の吉本ひかると、元世界ランク1位の中国のフォン・シャンシャンと最終組で回る。大会前に目標に掲げていた20アンダーまではあと7つだが「(大事なのは)守りに入らずに攻めることかな。相手のことは気にしないで自分の目標に向けてプレーできたら」と静かに闘志を燃やした。

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