山路晶、地元で初Vへ「結果で恩返ししないといけない」


練習場で笑顔を見せる山路晶

練習場で笑顔を見せる山路晶

 女子プロゴルフのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン(報知新聞社後援)は27日から3日間、宮城・利府GC(6505ヤード、パー72)で開催される。23日に自動車用樹脂部品の製造販売を主とする森六テクノロジー株式会社など「森六グループ」と所属契約を発表した山路晶(あきら、21)が、契約後初の公式戦に臨む。同社のロゴが入った帽子、ウェア、キャディーバッグを身につけ「応援してくれる人が増えて、結果で恩返ししないといけない」と表情を引き締めた。

 中学2年で通算48勝の中嶋常幸(64)が主宰するトミーアカデミーへ入門。昨年、最終予選会で34位に入り、今季前半戦の出場権を獲得。7月のニッポンハムレディス16位などで第1回リランキング24位となり、後半戦もツアーに出場中。今季ドライビングディスタンスは251・30ヤードで6位と飛距離が最大の持ち味だ。

 静岡生まれだが、6歳から宮城に移り、東北高へ進学。今大会が行われる利府GCは「小学生の時からずっとここで試合をやらせてもらっているので、コースは知っている」と地の利はある。同じ1998年度生まれで仲のいい畑岡奈紗、渋野日向子らの活躍に刺激を受けており、「(黄金世代)何人目かな…優勝したいです。家族も見に来てくれる。上位争いしたい。今大会で優勝できたら最高です」と力を込めた。

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