渋野日向子「情けないの一言」 28戦ぶりの予選落ちで悔し涙


渋野日向子

渋野日向子

 ◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス第2日(16日、千葉・グレートアイランドC)

 第2ラウンドが行われ、36位から出た賞金ランク3位の渋野日向子(21)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72と伸ばせず通算1アンダーの暫定で51位に沈んだ。3月のアクサレディス以来、日米ツアーで28戦ぶりの予選落ちがほぼ確定的となり、「結局伸ばしきれなかったのは情けないの一言。残り3試合で予選落ちが一番やってはいけないことだった」と悔しさが募り、目を潤ませた。

 前半の4番で3メートルを沈めてから3連続バーディーで伸ばした。だが11番パー4では痛恨のダブルボギー。18番も約2メートルのパーパットを決めきれず、「(予選落ちが)怪しいなと思っていた。もう自分には(賞金女王は)ほど遠いもの。まだまだだと思い知らされました」と振り返った。

 賞金女王の座を争う同1位の申ジエ(韓国)、同2位の鈴木愛が予選を通過する見込みで差が開くが、「今週の悔しさを持って、残り2試合はトップ3を目指して頑張りたい」。まずは次週の大王製紙エリエールレディス(愛媛・エリエールGC松山)で巻き返しを誓った。

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