松山英樹が65の猛チャージで13位へ急浮上 好調なショットを武器に7打差逆転での17年8月以来の6勝目に挑む


 ◆米男子プロゴルフツアー モケットモーゲージクラシック 第3日(4日、米ミシガン州デトロイトGC=7329ヤード、パー72)

 55位から出た松山英樹(28)=LEXUS=がショットが好調で7バーディー、ボギーなしの65をマーク。首位と7打差の通算12アンダーの13位へと急浮上した。

 3月以来の決勝ラウンドは新型コロナウイルス感染対策で無観客の中、ルーク・ドナルド(42)=英国=と同組でのラウンド。持ち味のショットで抜群の安定感を見せた。

 4番パー5で2オン2パットでバーディーを先行した。5番で3メートルを沈めて連続バーディー。7番パー5も2オン2パットで伸ばし、10番は4メートルにつけてバーディー。13番も2メートル、17番パー5も2オン2パットで通算12アンダーでホールアウトし、その時点では首位に並んでいた。

 フェアウェーを外したのは14ホールのうち2ホールのみ。パーオン率も77・78%に上り、ショットを武器に着実にチャンスを作った。

 単独首位のマシュー・ウルフ(21)=米国=は通算19アンダーまで伸ばし、松山とは7打差となった。松山は、最終日はファビアン・ゴメス(41)=アルゼンチン=と同組で5日午後1時5分(日本時間6日午前2時5分)にスタート予定。「逆転するのはなかなか難しいですけど、しっかりと明日(通算)20アンダー以上を目指して。今日のショットがあれば、何となく出そうな雰囲気もあるので頑張りたい」と、大逆転での17年8月以来となる米ツアー6勝目に挑む。

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