天才少女・弥勒ちゃんが史上最年少ラウンドリポーター 小祝さくらを直撃取材


ゴルフ5レディス第2日に史上最年少でラウンドリポーターを務めた「天才少女」須藤弥勒ちゃん

ゴルフ5レディス第2日に史上最年少でラウンドリポーターを務めた「天才少女」須藤弥勒ちゃん

 ◆女子プロゴルフツアー ゴルフ5レディス 第2日(5日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC=6571ヤード、パー72)

 4位スタートの小祝さくら(22)=ニトリ=が8バーディー、1ボギーの65で回り、通算11アンダーで首位に浮上した。先週のニトリレディスでは笹生優花(19)=ICTSI=に惜敗。今週こそ昨年7月のサマンサタバサレディース以来のツアー2勝目をゲットしたいところだ。2打差の2位は比嘉真美子(26)=TOYO TIRE=。8月のNEC軽井沢72、ニトリレディスと2試合連続で優勝した笹生優花(19)=ICTSI=は通算2アンダーの47位で、ぎりぎり予選を通過した。

 今季4戦目となった今大会のもうひとつの見所は、BSテレビ東京で史上最年少のラウンドリポーターに挑戦した須藤弥勒(みろく)さん(9)。2018年の世界ジュニア(6歳以下)で2連覇し“天才少女”と呼ばれる弥勒さんは小祝に注目した。この日、後半は最終組の3つ前を回る小祝組を追いかけた。すると予想が的中。小祝は後半、6バーディー、ボギーなしの30の好スコアをたたき出した。

 「小祝選手はバーディーを狙いに行くホールとパーセーブを目指すホールとはっきりと分かれているように見えました」。9歳の弥勒さんは、まるでベテラン解説者のように話した。

 小祝のホールアウト後には直撃インタビュー取材を敢行。新型コロナウイルス感染防止対策として、無観客で開催され、コース内には関係者しかいなかったため、小祝もラウンド中に弥勒さんの存在を認識していた。「弥勒ちゃんが見てくれていたお陰で、いいプレーができました」と小祝は笑顔で答えた。

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