松山英樹、苦しんで9差14位発進「思うようなティーショットが打てないと、チャンスもない」


 ◆米男子プロゴルフツアープレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権第1日(4日、米ジョージア州イーストレイクGC)

 年間王者を決めるポイント上位30人が出場する今季最終戦が開幕し、ハンディキャップ戦で行われた。7年連続出場の松山英樹(28)=LEXUS=は4アンダーから出て2バーディー、2ボギーの70。通算4アンダーで首位と9打差14位に後退。67で回ったダスティン・ジョンソン(36)=米国=と65のジョン・ラーム(25)=スペイン=が13アンダーで首位。優勝者は賞金1500万ドル(約16億円)を獲得する。

 松山が苦しいラウンドを終えた。5番で第1打を曲げて左の林につかまると、グリーン上では約2メートルのパーパットを決めきれずボギー。7番でも約3メートルのパーパットを外した。13番で約7メートルをねじ込みバーディーを奪うなど、後半はスコアを2つ伸ばしたが、この日のフェアウェーキープ率は50%と苦戦。「ティーショットとグリーン上が良くなかった。思うようなティーショットが打てないと、チャンスもない。調整が必要」と悔やんだ。

 ただ、武器のアイアンショットについては「すごく良かった」と手応えを口にした。今大会は7年連続出場で、過去3度、トップ10入りを果たしており、相性はいい。「ドライバー(ショット)とパッティングがうまくできればいいスコアで回れる。しっかり調整をしたい」と前向きに話した。

最新のカテゴリー記事