石川遼「なかなか長い一日だった」 ショット苦戦も耐えた 1アンダー37位発進


1番、ティーショットを打つ石川遼(カメラ・高木 恵)

1番、ティーショットを打つ石川遼(カメラ・高木 恵)

◆男子プロゴルフツアー ACN選手権 第1日(6日、兵庫・三木GC=7004ヤード、パー71)

 第1ラウンドが行われ、石川遼(カシオ)は4バーディー、3ボギーの1アンダー70で回り、トップと6打差の37位スタートとなった。アマチュアの小林匠(大阪学院大3年)が4連続を含む9バーディー、2ボギーの7アンダー64をマークし単独首位発進した。

 石川は前半14番でティーショットを左へ曲げた。OB杭まで4メートルの所に球は残っていたが、生じたスイングの狂いと戦うことになった。「あそこからいいショットが、ほぼなかった。なかなか長い一日だった。ずっとミスショットばかりだったので苦しいラウンドになってしまった。修正しなきゃいけない」と18ホールを省みた。

 15番パー3で10メートルをねじ込み2アンダーに乗せたが、直後の16番で右ラフからの第2打はショートし、グリーン右手前のバンカーへ。「20ヤードぐらいショートしてしまったのは大きいミス。芝の状態の読み方、状況判断。ティフトンのエリアだったが、あれだけ飛距離をロスするとは思わなかった。フォローの風に対してかなりスピンが少ない球が飛んでしまった」と振り返った。

 17番では奥1メートルがカップに蹴られ連続ボギー。4番でチップインバーディーを奪い沸かせたが、流れをつかめぬまま初日を終えた。「去年よりもコースのコンディションが難しくなって、逆に言うと非常にやりがいがあるし、試されているというところもある。しっかり自分のゴルフをしたいし、まずは自分の中の評価をしっかり高めていきたい。自分のゴルフをしっかり信じてやりたい」と語り、練習場に向かった。

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