
単独首位発進したアマチュアの小林匠(カメラ・高木 恵)
◆男子プロゴルフツアー ACN選手権 第1日(6日、兵庫・三木GC=7004ヤード、パー71)
第1ラウンドが行われ、アマチュアの小林匠(大阪学院大3年)が4連続を含む9バーディー、2ボギーの7アンダー64をマークし単独首位発進した。アマチュアが初日にトップに立つのは昨年開幕戦、東建ホームメイトカップの中野麟太朗以来4人目(1999年のツアー発足後)。ツアー8人目のアマチュア優勝が懸かる。
ホールアウト後に「今日は全体的にパッティングが良かったので、緊張もなく、リラックスして回れた。ティーショットも良かったので、ずっとフェアウェーから打てていた。僕にしては上出来。最高の滑り出し」と振り返った。
2週前のアジアアマチュア選手権(ドバイ)は21位だった。前週は常陸宮杯全日本大学選手権(石川)で大阪学院大を優勝に導いた。「試合がずっと続いていて、試合に向けて気持ちをうまいことずっと向けられているなという感じがしている。それが今日うまくはまってくれた」と笑顔を見せた。
岩崎亜久竜(フリー)がボギーなしの65で回りトップと1打差の2位。大槻智春(真清創設)、小平智(Admiral)、生源寺龍憲(フリー)、蝉川泰果(アース製薬)、堀川未来夢(Wave Energy)が66で2打差の3位につけた。石川遼(カシオ)は70で回り、6打差の37位スタートとなった。

