三浦桃香、男子ツアーで102位発進…通過ラインまで3打差


三浦桃香

三浦桃香

 主催者推薦で出場した美人女子プロ三浦桃香(21)=アウトソーシング=は3バーディー、4ボギーの71で回り、出場144人中102位スタートとなった。女子ツアーのコース設定は6500ヤード前後でパー72が一般的だが、今大会は6738ヤード、パー70。女子としては難コースで健闘した。同じく主催者推薦出場の女子プロ、幡野夏生(23)=フリー=は73で128位。北村晃一(35)=ダック技建=ら3人が6アンダーで首位に並ぶ。

 注目の三浦が最終18番パー4で存在感を発揮した。第2打をピン右4メートルにつけてバーディーフィニッシュ。AbemaTVで解説を務めたツアー7勝の宮里優作(40)は3つ目のバーディーに、「宮里聖志よりバーディー多いですよ!」と、2バーディーにとどまったツアー1勝の兄の名前を挙げながら、三浦の健闘をたたえた。

 女子ツアーにはない500ヤード超のパー4でボギーをたたいたが、随所で好プレーを見せ、27人の男子よりスコアがよかった。AbemaTVのインタビューに、「(点数をつけると)40点。あしたは100点を目指して頑張ります」と、笑顔で話した。

 これまで男子下部ツアーに横峯さくら、宮里美香らが挑戦したが、予選通過を果たした女子選手はいない。第2日終了時点で60位タイまでが決勝ラウンドに進出。通過ラインまで3打遅れを取っている三浦は、奇跡の決勝ラウンド進出を目指す。

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