男子下部ツアー挑戦の美人プロ三浦桃香 健闘も予選通過は険しく


三浦桃香

三浦桃香

 ◆男子プロゴルフ下部AbemaTVツアー開幕戦PGMチャレンジ2 第2日(17日、千葉・PGM総成GC=6738ヤード、パー70)

 出場144人中102位スタートとなった美人女子プロの三浦桃香(21)=アウトソーシング=は10番からスタートし、前半9ホールを終了。バーディーなし、1ボギーの36で回り、通算2オーバーにスコアを落とした。三浦がハーフターンした時点で116位に後退。第2日終了時点で60位タイまでの予選通過ラインまで4打差となり、決勝ラウンド(18日)進出は極めて厳しくなった。

 主催者推薦出場で、果敢にチャレンジした三浦は18番パー3(180ヤード)では、ピン右手前3メートルにつけるなど、随所に好ショットを披露したが、バーディーは奪えず。503ヤードと長いパー4でボギーをたたき、通算2オーバーに後退。女子ツアーのコース設定は6500ヤード前後でパー72が一般的だが、今大会は6738ヤード、パー70で争われる。女子としては難コースで奮闘しているが、予選通過はやはり険しい。

 三浦は1998年度生まれの女子ゴルフ「黄金世代」の一員で、単年登録でツアープロとして活動し、2018年、19年の女子ツアーに参戦。美人プロとして注目された。2018年サイバーエージェントレディス7位などの成績があるが、昨年末のプロテストでは3年連続3度目の不合格。女子ツアーの出場権を争う予選会(QT)の受験資格を持たず、今季はレギュラー、下部を含めて女子ツアーには参戦できない。

 今大会には女子プロの幡野夏生(23)=フリー=も主催者推薦で出場。6ホールを消化し、通算6オーバーで141位と苦戦している。

 これまで男子下部ツアーには、横峯さくら、服部真夕、宮里美香らが挑戦したが、予選通過を果たした女子選手はいない。

 4ホールを消化した小西貴紀(28)=ジャパンビレッジGC=が通算8アンダーで首位に立っている。

 今大会は新型コロナウイルス感染防止対策として無観客で開催。AbemaTVで生中継されている。

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