渋野日向子、終盤3連続3パットボギー「びっくりして泣きそうだった」


 ◆米女子プロゴルフツアー ショップライト・クラシック第2日(2日、米ニュージャージー州ストックトン・シービューGC=パー71、6190ヤード)

 渋野日向子(21)=サントリー=は3連続3パットボギーなどで72と伸ばせず、70で回った河本結(22)=リコー=とともに2アンダーの45位。上原彩子(36)=モスバーガー=はイーブンパーの65位で予選を通過した。

 渋野は珍しい終盤3ホール連続3パットボギーで、45位へ後退した。「びっくりして泣きそうだった」と振り返った。1番で第2打をベタピンにつけてバーディー発進など、ショットはさえた。だが、6番で3パットのボギー。14番からはパットの不調でぼうぜんとカップを見つめた。「もう情けない、悔しいの一言。3連続3パットなんていつぶりか…。この2日間、3パットのオンパレード」。不規則な転がりを生むポアナ芝に苦戦し、2日間で7度の3パットを喫した。

 今週、逆手から順手とパターの握り方を元に戻した。「ストロークは悪くない。むしろグリーンの読みの問題」と分析。17番のバーディーパットを渋野はフックと読んだが「キャディーさんはスライスと言って、打ったらスライスだった。自分が読めていないと、やっと気づけた」と猛省した。それでも、米ツアーで3戦連続の予選通過。「(残り)36ホールでしっかりリベンジしたい」と練習グリーンへと向かった。

 ◆第3Rはパー発進

 第3ラウンドが3日、始まり、45位からインスタートの渋野は10番、11番とパーで発進した。同じく45位スタートの河本は10番から出て、11番でバーディー、12番でボギーとして3ホールを終えて1バーディー、1ボギーで、通算2アンダーとなっている。

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