逆転許し2位の勝みなみ「今日は本当に完敗」も「今年中に優勝」とリベンジ誓う


18番、バーディーパットを外し、天を仰ぐ勝みなみ

18番、バーディーパットを外し、天を仰ぐ勝みなみ

 ◆女子プロゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディス最終日(1日、埼玉・武蔵丘GC=6585ヤード、パー72)

 2位に5打差の単独首位から出た勝みなみ(22)=明治安田生命=は1イーグル、2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72と伸ばせず通算10アンダーで1打差2位に終わった。

 前半は4番パー3で第1打をグリーン右バンカーに入れダブルボギー、9番パー5はグリーン奥からチップインイーグルなど出入りが激しかったが、後続を4打リードして折り返した。ショットが乱れた後半は全てパーで、6打差3位から出て65のビッグスコアを記録したルーキー・西村優菜(20)=フリー=に逆転を許した。

 昨年5月の中京テレビ・ブリヂストンレディス以来の通算5勝目を逃し、試合後の第一声は「悔しいの一言」。内容面については「ショットも荒れ始めてパーを取るのが精いっぱいだった」と言及した。

 「今日は本当に完敗。彼女(西村)はすごく良いゴルフをして、私は見ているだけという感じになってしまったけど、一緒に回れて良かった。彼女のゴルフを見て自分もまだまだ成長できると感じた」とサバサバした表情で語った。

 自身初の完全優勝はならなかったが、なかなか調子が上がらなかったシーズンで今季最高の2位に入り、手応えを示した。「今週はすごく良いゴルフができた。来週からまた新たな気持ちでやりたい」と次戦のTOTOジャパンクラシック(6日開幕、茨城)へ気持ちを切り替えた。その上で「やっぱり勝ちたい。今年中に優勝します! 頑張ります!」とリベンジを誓った。

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