渋野日向子“防衛戦”「重圧はない」…大王製紙エリエールレディス19日開幕


練習ラウンドで笑顔を見せる渋野日向子(左は大里桃子)

練習ラウンドで笑顔を見せる渋野日向子(左は大里桃子)

 女子プロゴルフツアーの大王製紙エリエールレディスは19日から4日間、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で行われる。昨年大会覇者の渋野日向子(22)=サントリー=は18日、練習ラウンドなどで最終調整。日本ツアーで初の“防衛戦”は、右足裏痛にも注意しながら挑む考えを明かした。

 「重圧はないですね。昨年ほど状態は良くないので、逆に気負うこともなく」と冷静に話した。前週告白した右足裏痛は、ハリや電気治療を受けるも「18ホール回ると終盤で痛くなる。無理するのは良くない」といい、悪化させないように慎重に戦う。昨年は最終日に、2打差7位から逆転で涙の優勝。開催コース周辺には、渋野の顔写真入りの大会告知の旗が多数はためく。「1本持って帰っても、鼻毛を描いてもバレないかな」と笑うと、「予選通過して4日間頑張りたい」とうなずいた。(榎本 友一)

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