19歳山下美夢有が逆転で涙の初V 「21世紀世代」2人目の優勝「たくさんの方々の支えがあった」


優勝を果たした山下美夢有はインタビューで涙ぐむ(カメラ・石田 順平)

優勝を果たした山下美夢有はインタビューで涙ぐむ(カメラ・石田 順平)

◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 最終日(18日、熊本空港CC=6501ヤード、パー72)

 2打差4位から出た19歳の山下美夢有(みゆう)が7バーディー、1ボギーのベストスコア66で回り、通算14アンダーで逆転でツアー初優勝した。2001年度生まれ「21世紀世代」では、昨年2勝の笹生優花に続く2人目のツアー優勝となった。19歳259日の初優勝は1988年ツアー制施行後では年少13位だ。

 2週前のヤマハレディースでは初日から3日目まで首位だったが、最終日に稲見萌寧に逆転を許して1打差2位に終わった悔しさを晴らした。

 うれし涙を流した山下は「優勝することができて、すごくうれしい気持ちでいっぱいです。たくさんの方々の支えがあって、ここまで来られた。また2勝、3勝とできるように頑張ります」と、緊張気味に優勝スピーチを行った。

 5打差の9アンダー2位に、69の小祝さくら、72の古江彩佳の2人が入った。

 熊本出身のアマチュアで、元賞金女王・平瀬真由美のめい、竹田麗央(りお、熊本国府高3年)は73で7アンダー、74の吉田優利と並んで4位だった。

 稲見萌寧は74で4アンダー11位で、史上3人目の3週連続優勝はならなかった。

 単独首位から出た高橋彩華は79と崩れ、3アンダーの15位に終わった。

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