女子プロゴルフツアーのフジサンケイレディスは23日から3日間、静岡・川奈ホテルGC富士C(6439ヤード、パー71)で行われる。21日、予選ラウンド第1日(23日)の組み合わせが発表され、今季3勝で賞金ランクトップの小祝さくら(23)=ニトリ=、今季最多の4勝で賞金ランク4位の稲見萌寧(21)=都築電気=、そして、先週のKKT杯バンテリンレディスでツアー初優勝を飾ったルーキーの山下美夢有(19)=加賀電子=が同組で回ることが決まった。今、波に乗る3人が初日、名門コースで直接対決する。
海外メジャーのANAインスピレーション(1~4日)に参戦した原英莉花(22)=日本通運=は、隔離期間を経て、アクサレディス(3月26~28日)以来、国内ツアーに復帰。岡山絵里(24)=ニトリ=、古江彩佳(20)=富士通=と同組で回る。原英莉花はANAインスピレーションで119人中113位で予選落ち。4週ぶりの国内ツアーで存在感を示したいところだ。
今大会は一日の上限を1000人とした有観客で開催される。今年8試合目で有観客としては3試合。入り口での検温、マスク着用、コース内の通路を広く確保するローピングなど感染防止対策を実施する。
19年AIG全英女子オープン優勝の渋野日向子(22)=サントリー=は米女子ツアー参戦中のため、今大会には出場しない。