◆米女子プロゴルフツアー ▽HSBC女子チャンピオンズ 第1日 (29日、シンガポール・セントーサGC=6718ヤード、パー72)
渋野日向子(22)=サントリー=は2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの4オーバー、76で出場69人中、最下位から2番目の66位と出遅れた。畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=は3バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの2オーバー、74で55位発進。64をマークした朴仁妃(韓国)が8アンダーで単独首位。今大会は予選落ちなしで争われる。
今年日米7戦目で初日としては、76のスコアも66位もワーストだった。“ブービー発進”に渋野は「今日は最初からジタバタして、後半は何とか耐えてという感じの内容だった。今の自分にできるのは、今日のが精いっぱい」と悔しそうな表情を浮かべた。
1番は第2打を1メートル強につけ幸先良くバーディー発進。3番で2メートルのパーパットが右に切れ、流れが傾いた。6、7番と連続ボギーで8番パー5は5オン2パットのダブルボギー。平均スコア4・652とこの日2番目に易しいホールで後退し、「一番たたいてはいけない所でダボが出てしまい悔しい」と厳しかった。
サンドセーブ率は5回中2回とアイアンショットをバンカーに入れ、スコアを落とす場面が目立った。「明日は一つでもまくれるように。その中でも自分のやりたいことを最後までやり通せるように頑張りたい」。しゃく熱の太陽に照らされ、必死に自らのゴルフと向き合う。