ジャンボ尾崎アカデミー選考会、主宰の尾崎将司は発熱で欠席…健夫、直道、飯合、金子が選考「すごくうまい」


ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクションで選考に参加した、男子ゴルフの(左から)飯合肇、尾崎健夫、尾崎直道、金子柱憲(カメラ・星野浩司)

ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクションで選考に参加した、男子ゴルフの(左から)飯合肇、尾崎健夫、尾崎直道、金子柱憲(カメラ・星野浩司)

 男子プロゴルフで国内ツアー最多の通算94勝を挙げている尾崎将司が主宰するアカデミーの選考会「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクション supported by ISPS HANDA」が9日、千葉市内の練習施設で公開された。

 4月に入学する新高校1年生から大学生(22歳)までを対象に、今月1日と合わせて男女25人が参加。ジャンボはこの日、発熱のため不参加となり、代わりに弟の尾崎健夫と尾崎直道、飯合肇、金子柱憲が選考した。

 7アイアン、ドライバー、ウェッジを3球ずつ打ち、背後で4人がスイングをチェック。鋭い球を飛ばすジュニアゴルファーのプレーに、直道は「自分がやり始めた頃と比べるとすごくうまい」。金子は「みんな年齢のわりにパワーを持っている。受かればこの施設を思う存分利用して頑張ってほしい」と期待した。

 同アカデミーの門下生では、これまでに全米女子オープン2勝の笹生優花、昨年米女子ツアー新人賞の西郷真央、国内メジャー3勝(通算5勝)の原英莉花ら女子でトップ選手を輩出。一方、男子では第一線で活躍する選手が誕生していないのが現状だ。

 飯合は「女子は、ちょうどいいライバルがたくさんいる。男子は伸びていく選手がいると引きずられていく子が出てくると思う。その1人を早く引っ張りださないと。ジャンボファミリーから男子のスーパースターを出したいけど、なかなか出てこない」。健夫は「男子をレギュラーのところまで引き上げるのは大変だと思う」としつつ、「ジャンボの後を継げる選手をできたら自分が育てたい」と言葉に力を込めた。

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