21年メジャー初戦ワールドレディスサロンパスカップが大会初の無観客で開幕


10番、ティーショットを放つ安田祐香(カメラ・山崎 賢人)

10番、ティーショットを放つ安田祐香(カメラ・山崎 賢人)

◇日本女子プロゴルフツアー 21年メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(6日、茨城・茨城GC東C=6630ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 2021年の国内メジャー初戦が曇天の下、開幕した。午前7時に1番と10番から、それぞれ第1組が予定通りにティーオフした。1番スタートの蛭田みな美(23)=ユアサ商事=、森岡紋加(30)=葛城GC=、後藤未有(20)=やまや=はティーオフ直前に雨が止み、慌ただしくレインウェアを脱いでのスタートとなった。

 ティーグラウンド後方のテントから、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長らが見守る前で、蛭田がドライバーでの開幕を告げる第1打を左フェアウェーへと運んだ。

 1988年のツアー制施行後2人目の国内メジャー3連勝を狙う原英莉花(22)=日本通運=はツアー1勝の西村優菜(20)=スターツ=、同1勝の山下美夢有(19)=加賀電子=と同組で午後12時20分に出る。

 賞金ランク1位の小祝さくら(23)=ニトリ=、同2位の古江彩佳(20)=富士通=、同3位の稲見萌寧(21)=都築電気=の最注目組は午後12時30分に10番からティーオフする。前回の19年大会覇者・渋野日向子は、米ツアー参戦のため欠場となった。

 ゴールデンウィーク開催で、例年はツアー屈指の大ギャラリーが詰めかけるメジャー大会だ。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止。今年は大会初の無観客となって大会主催の日テレは、現地観戦できないファンに向けて初めて、有料動画配信のHuluで計8チャンネルのライブ配信も実施中。1番、9番、10番、16番、17番、18番ホールの全選手のプレーや朝の練習場、選手インタビューなどをオンライン観戦が可能となっている。

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