◆男子プロゴルフツアージャパンプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品第1日(6日、栃木・西那須野CC=7036ヤード、パー72)
選手会が主催する新規大会が開幕。10番からスタートした高山忠洋(43)=スターツ=が11ホールを消化し、5バーディー、ボギーなしの5アンダーで首位を快走している。
通算5勝の実力者、高山は2018年夏に右目に異常を感じ、「中心性漿液(しょうえき)性脈絡網膜症」の診断を受けた。網膜はく離による病気で18年12月に手術を受け、約1年のリハビリを経て、20年8月にツアー復帰した。今季は前々週まで6戦で4度の予選落ちと苦しんでいたが、前週の中日クラウンズで3位と躍進。特別保障制度で公傷が適用され、今大会を含めて残り2戦で約83万円を獲得すれば17季連続シード獲得となる。復活に向けて好スタートを切った。
今季の賞金ランク10位の石川遼(29)=カシオ=は前半9ホールを2バーディー、1ボギーの35で回り、首位と4打差の13位につけている。
賞金ランクトップの金谷拓実(22)=フリー=、先週の中日クラウンズでツアー6年ぶりの3勝目を挙げた岩田寛(40)=フリー=らは午後スタート。