◆日本女子プロゴルフツアー 21年メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(6日、茨城・茨城GC東C=6630ヤード、パー72、報知新聞社後援)
1998年度生まれの“黄金世代”の一人、大里桃子(22)=伊藤園=が、6バーディー、1ボギーの5アンダー、67で2位となった。スタート後はボギーが先行したが、2バーディーで前半を1アンダー。後半は2度の2連続バーディーでスコアを伸ばした。「ボギーの後、すぐバーディーが来てくれてリズムを崩さず回れた。耐えながらパーセーブもできた」と納得の表情を浮かべた。
この日はショットが「引っかけた感じ」で「スコアが出るとは思っていなかった」と苦笑い。しかし、約1か月前に3インチほど長くしたパターが好調だった。「新しい気持ちでできている。1、2メートルのパーパットも自信を持って打つことができた」と調子が上向いた。
前週のパナソニックオープンでは、上田桃子(34)=ZOZO=との“桃子対決”にプレーオフで敗れ、惜しくも優勝を逃した。それでも「先週、あの位置でプレーできた。負けてしまったけど上出来。自信になった試合」と、ツアー16勝目を挙げた上田との熱戦を糧にした。
初日をいい形で終え、「うまくスタートダッシュを切ることができた。(残り)3日間もコツコツしのぎながら、チャンスを取れるように。自分のゴルフをできたら」と意気込んだ。