西郷真央は2打差3位の好発進 21世紀生まれメジャー初Vチャンスも「まだ優勝は意識していない」


14番、ティーショットを放つ西郷真央

14番、ティーショットを放つ西郷真央

◆日本女子プロゴルフツアー 21年メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(6日、茨城・茨城GC東C=6630ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 ツアー&メジャー初優勝を狙う西郷真央(19)=大東建託=が6バーディー、2ボギーの4アンダー、68で首位と2打差3位と好発進した。

 19歳213日での優勝なら、2019年に20歳178日で大会最年少優勝した渋野日向子の記録を更新する。

 西郷は10番でボギー発進も、12番で7メートルのバーディーパットを沈めると、ここから3連続バーディー。16番、18番でもバーディーとし、前半に4つ伸ばした。後半は1バーディー、1ボギーで、幸先良く初日を滑り出した。

 ラウンド後の会見で「比較的ショットが安定して、チャンスにたくさんつけられた。マネジメントした通りのところにしっかり打てていたので、うまくいった。グリーンがかなり仕上がっているのを練習ラウンドで確認していたので、(ミスの)許容範囲を広くしてプレーするのを心掛けた」と、うなずいた。

 2001年度生まれ「21世紀世代」は笹生優花(19)が昨年2勝、山下美夢有(19)が4月に1勝と、今季トップ10が4回の西郷を含め、19年11月に高校3年生(当時)でプロになった3人が活躍する。今回、21世紀生まれで初のメジャー制覇のチャンスが訪れたが、「まだ優勝とかは意識していないけど、目の前のやるべきことを集中してやっています。(首位と2差について)4日間あるので、途中で何があるか分からない。初日、スコアを出せたのは良かった。明日からもやるべきことに集中したい」と冷静に話した。

最新のカテゴリー記事