石川遼
◆男子プロゴルフツアージャパンプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品最終日（９日、栃木・西那須野ＣＣ＝７０３６ヤード、パー７２）
首位と３打差４位から出た石川遼（２９）＝カシオ＝は、最終組のひとつ前の組で７番を終了。２番パー４、４番パー５でバーディーを重ね、通算１４アンダーまでスコアを伸ばした石川は、左サイドに池が絡む５番パー４で痛恨のダブルボギーをたたき、スタート前と同じ通算１２アンダーに後退した。しかし、直後の６番パー５で、残り１８９ヤードを８アイアンで２オンに成功。２・５メートルのイーグルパットを沈め、通算１４アンダーにスコアを伸ばした。さらに７番パー４でもバーディーを奪い、通算１５アンダーで首位に並んだ。出入りの激しいゴルフで“石川劇場”を展開している。
首位スタートの宮本勝昌（４８）＝ハートンホテル＝、１番から４連続バーディーの金谷拓実（２２）＝フリー＝、小田孔明（４２）＝フリー＝、出水田大二郎（２７）＝ＴＯＳＳ＝、石川の５人が首位に並ぶ大混戦となっている。