石川遼、持ち味の“劇場型ゴルフ”で首位浮上 前半を1イーグル、4バーディー、1ダブルボギー


9番でバーディーを奪い、ハーフターンする石川遼

9番でバーディーを奪い、ハーフターンする石川遼

◆男子プロゴルフツアージャパンプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品最終日(9日、栃木・西那須野CC=7036ヤード、パー72)

 最終組が前半を終了した。第3日を終え、首位と3打差4位で、最終組のひとつ前の組でプレーする石川遼(29)=カシオ=は、前半を1イーグル、4バーディー、1ダブルボギーの32で回り、通算16アンダーで首位に並んだ。

 2番パー4、4番パー5でバーディーを重ね、通算14アンダーまでスコアを伸ばした石川は、左サイドに池が絡む5番パー4で痛恨のダブルボギーをたたき、その時点では優勝争いから大きく後退したが、直後の6番パー5で、残り189ヤードを8アイアンで2オンに成功し、2・5メートルのイーグルパットを沈めた。さらに7番パー4でもバーディー。9番パー4では第2打をピンに絡める好ショットで奥から1メートルのバーディーパットを沈めた。パー4で「6」をたたき、パー5を「3」で上がる、石川らしい“劇場型ゴルフ”で新規大会を盛り上げている。

 10番終了の小田孔明(42)=フリー=も通算16アンダーで首位。

 1打差の3位に首位から出た宮本勝昌(48)=ハートンホテル=、賞金ランク1位の金谷拓実(22)=フリー=らが続く。

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