６番、ティーショットを放つ大里桃子
◆日本女子プロゴルフツアー メジャー第４戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日（９日、茨城・茨城ＧＣ東Ｃ＝６６３０ヤード、パー７２、報知新聞社後援）
２位から出た、黄金世代の大里桃子は３バーディー、１ボギーの７０で回り通算１１アンダーで、優勝した西村優菜と３打差の２位で終えた。プレーオフで上田桃子に敗れた前週のパナソニックオープンに続く２週連続の２位となった。
大里は会見で「私がこの大会を面白くしたんじゃないかと思います」と明るく話した。前半の３バーディーで高橋彩華と並び１２アンダーの首位タイで折り返したが、１２、１３番と連続で伸ばした西村に引き離され、１５番のボギーで後退した。
「今日の敗因は１５番。課題を挙げるなら、もう少し後半にチャンスを作れたらよかった」としながら、「少し前までは予選通過できたらいいくらいのゴルフだったので、２週連続で２位は自信になった。優勝したい思いも出てきたけど、段階を踏んでという気持ちもあるので、今はこれで仕方ない。パターがやっと打てるようになったのでこれからも一つ一つやりたい」と振り返った。