ツアーベスト60の大槻智春とS・ノリスが首位発進 アマチュアで元ヤクルトの宮本慎也氏も出場


大槻智春

大槻智春

◆男子プロゴルフツアー ゴルフパートナー・プロアマ 第1日(20日、茨城・取手国際GC東C=6804ヤード、西C=6531ヤード、ともにパー70)

 日本初のプロアマ形式の大会が開幕した。第1ラウンドが東Cと西Cで行われ、ツアー1勝の大槻智春(真清創設)が10バーディーを量産し、ボギーなしで、ツアーでの自己ベストスコアを4打更新する60をマーク。60のスコアは、今季の全選手のツアーでのベストスコアも更新となった。10アンダーでショーン・ノリス(南アフリカ)とともに首位発進を決めた。

 1打差の3位は西Cで61をマークしたトッド・ペク(米国)が入った。

 ツアー1勝で今大会の会場をホームコースとしている額賀辰徳(取手国際GC)が西Cを62で回り8アンダーで2打差の4位つけた。

 ツアー未勝利の梅山知宏(アイシグリーンシステム)、亀代順哉(フリー)、杉本エリック(加賀電子)、アンジェロ・キュー(フィリピン)が63で回り7アンダーで3打差の5位に並んだ。

 ツアー1勝の堀川未来夢(みくむ、Wave Energy)、プロ3戦目の久常涼(SBSホールディングス)ら6人が64で回り、6アンダーで9位につけた。

 ツアー通算17勝の石川遼(カシオ)は西Cを66で回り、4アンダー25位で滑り出した。

 新型コロナの影響で、エキシビションマッチとなった昨年大会を優勝した関藤直熈(エブリイ)は東Cを回り、70と伸ばせずイーブンパー、95位と出遅れた。

 今大会は4日間を通じて原則プロ2人、アマチュア2人が同組でプレーする。アマチュアは昨年末まで全国で行われた予選会を勝ち抜いた90人が参加。予選ラウンド(R・20日、21日)は2人1組でどちらかいい方のスコアを採用するダブルス戦、決勝Rはスクラッチ戦で実施される。かつてプロ野球・ヤクルトスワローズで活躍した宮本慎也氏らも予選を勝ち抜いて出場。ベストスコア71の腕前を持つ宮本氏がいるペアは70をマークし、東Cを回った中では6位だった。

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