◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 第1日(27日、愛知・セントクリークGC=6605ヤード、パー72)
午前9時52分に降雨のため、中断。中断時間は5時間9分にも及び、午後3時1分にようやく再開した。
約半年ぶりに復帰した44歳のベテランの大山志保が3バーディー、3ボギーの72でホールアウトした。左鎖骨周辺と右足首の痛みなどで昨年11月の大王製紙エリエールレディスを最後に戦線離脱し、今年初めてツアーに戻ってきた大山は「久しぶりの大会で昨日の晩からドキドキしていました。楽しい、悔しい、そういう気持ちを味わえることがうれしい。きょうの出来は85点です」と満面の笑みで話した。
ツアー通算18勝。2006年には賞金女王に輝いた大山は25日に44歳の誕生日を迎えた。「いい年になると思います。志保のシ(4)フォー(4)ですから」と笑った。
今年12戦で5勝と絶好調の稲見萌寧と、ツアー通算5勝の比嘉真美子が4アンダーの68でホールアウトして首位。17ホール消化の上田桃子も4アンダーで首位に並んでいる。
ツアー通算23勝で2月4日に第1子の男児・桃琉(とうり)君を出産し、今大会で復帰した横峯さくらは16ホールを消化し、3オーバーと苦戦している。