プロ9年目の29歳の木下稜介が涙の初優勝で初メジャータイトルも獲得


6番、第2打をを放つ木下稜介

6番、第2打をを放つ木下稜介

◇男子プロゴルフツアー メジャー第1戦 日本ツアー選手権森ビル杯 最終日(6日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7387ヤード、パー71)

 時折雨の降る曇天の下、最終ラウンドが行われ、全競技が終了した。ツアー初優勝を目指すプロ9年目の木下稜介(29)=ハートランド=が4打差の単独首位で出て4バーディー、1ボギーの68をマーク。距離が長くてラフの深い難コースで4日間連続60台を並べて通算14アンダーで、1973年のツアー制施行後28人目となるメジャーでの初優勝を飾った。直近10大会で9人目の初優勝者が誕生した。

 ツアー5戦目の新人・古川雄大が5打差で自己最高の2位に入った。1973年のツアー制施行後5人目のアマチュアVに挑んだ杉原大河(東北福祉大4年)、大岩龍一は6アンダーの3位となった。19年大会王者の堀川未来夢は3アンダーの8位。ツアー通算17勝の石川遼はイーブンパーの20位だった。

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