プレーオフで惜敗の畑岡奈紗「簡単には勝たせてくれない」「悔しい気持ちの方が大きい」


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン最終日(6日、米カリフォルニア州オリンピックC=6362ヤード、パー71)

 6打差6位から出た22歳の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で通算4アンダー。笹生優花(ICTSI)とのプレーオフで敗れ、悲願のメジャー初制覇はならなかった。

 畑岡「今日はスタートからバーディーを取れて、途中苦手なホールもあったが、ティーショットをフェアウェーに打てて、この難しいセッティングのなか伸ばして終われたのはよかった。2メートル以上のパーパットが続いたりしたが、気持ちを切らさずにできた。

 (トンプソンが落としていたのは気づいていた?)途中、バックナインに入ってから確認しながらやっていた。後ろで回っていたのでお客さんの歓声で何となく分かっていて、攻めていくしかないなと13番あたりから思っていた。

 (終盤にパー5が続き)16番でやっとバーディーを取れて、17番はティーが前に出ていたので、2つ狙っていけると思っていたけど、止まった場所がアンラッキーだった。16、17番で(連続で)取りたいホールだったので、そこはちょっと悔しかった。

 (全体を振り返って)本当だったら、プレーオフにならずにいきたかった。1打の重みを感じていた。6打差ある中でプレーオフに進めたというのはよかった。

 (日本勢2人のメジャーでのプレーオフ)優花ちゃんとはジュニアの時から同じフィールドで戦ってきたので、簡単には勝たせてくれないとは思っていた。ピンチが続く中でもあきらめずにプレーできたのはよかった。優花ちゃんの攻めのプレーも、本当に素晴らしかった。今シーズン始まってなかなか自分のゴルフができなかったけど、この一番取りたいタイトルの試合に(調子を)合わせてこられたのは収穫でもある。

 もちろん悔しい気持ちの方が大きいけどこれから試合も続くのでしっかりと調整したい。全米女子プロのメジャーもあるので、これからたくさん試合も続くので、次こそ勝てるように頑張りたい」

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