申ジエが韓国勢同士のプレーオフ制し、逆転で大会4勝目&国内通算27勝目「このコースは縁がある」


通算10アンダーで優勝した申ジエ

通算10アンダーで優勝した申ジエ

◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス最終日(20日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6550ヤード、パー72)

 4打差9位から出た申ジエ(韓国)が7バーディー、1ボギーの66。通算10アンダーで並んだ、2010年大会覇者の全美貞(韓国)とのプレーオフ(PO)を4ホール目で制し、昨年11月のTOTOジャパンクラシック以来の国内通算27勝目を挙げた。

 申は「全プロとすてきな勝負をして、良い勝負になったので良い一日でした。今日は少し自分が運が良かった」と謙虚に語った。大会4勝目に「このコースは縁がある。自信を持ってゴルフができた」と喜んだ。

 67のサイ・ペイイン(台湾)が9アンダーで1打差の3位。67の仲宗根澄香が8アンダーで2打差の4位に入った。

 吉田優利、穴井詩(らら)、金沢志奈、菊地絵理香、藤本麻子が7アンダーで5位となった。

 東京五輪代表争いが注目される稲見萌寧は73で1アンダーの41位、古江彩佳は74でイーブンパーの48位だった。

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