ゴルフ代表、霞ケ関CC近隣に前線基地 一軒家3棟とマンション3室確保


霞ヶ関カンツリー倶楽部 東コース10番、ティーグラウンドから見るグリーン

霞ヶ関カンツリー倶楽部 東コース10番、ティーグラウンドから見るグリーン

 ゴルフの五輪競技対策本部の強化委員会が28日、都内で行われ、東京五輪会場の埼玉・霞ケ関CCの近隣に男女日本代表のメダル獲得への“前線基地”となる宿泊施設として一軒家3棟とマンション3室を確保したことなどが報告された。

 当初は近隣のホテルを確保していたが、新型コロナウイルス感染予防で日本代表がなるべく外部との接触を減らせるように配慮した。「対策をしっかりとしていかないといけない」と山中博史・五輪競技対策本部副本部長。霞ケ関CCのメンバーの協力を得て、確保に至った。

 五輪代表選手はキャディー1人、コーチ(トレーナー)1人まで帯同できる。マンションの間取りは1LDK。一軒家もキッチン付きのタイプで、自炊もできる。また、雷雨などの悪天候で五輪のラウンドが中断となった場合、コースと10分ほどで行き来できる距離で休息を取ることも可能だ。松山英樹(29)=LEXUS=、星野陸也(25)=フリー=ら男女日本代表4選手の希望を今後聞いて、それぞれの割り当てを決めていく方針だという。(榎本 友一)

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