長嶋茂雄招待セガサミーカップ第3日 額賀辰徳と山田大晟がPCR陽性者との濃厚接触者認定で棄権


山田大晟

山田大晟

◆男子プロゴルフツアー 長嶋茂雄招待セガサミーカップ 第2日(20日、北海道・ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72)

 国内男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、山田大晟(たいせい、26)と額賀辰徳(37)の2選手が第3ラウンドスタート前に保健所から、宮里優作(41)との「濃厚接触者」認定を受けたため「棄権」となった。両選手は、大会中に宮里と行動をともにしていたという。

 額賀と山田はともに予選を通過。そのため、昨年定めた「JGTO新型コロナウイルス感染症対策特別トーナメント規定」の第4条(エントリー、エントリーフィ、賞金)に則り、「本戦競技開始後予選通過選手が感染症の疑いで医療アドバイザーの判断にて棄権した場合には、その選手に大会最終成績の最下位の次位の選手として賞金を与える(賞金ランクに加算する)」が適用されるという。

 ただし、自主隔離期間が必要となり、来週のSansan・KBCオーガスタ(26日開幕・福岡)、再来週のフジサンケイクラシック(9月2日開幕・山梨)には出場できない。額賀と山田は、21日15時30分にPCR検査を受けて「陰性」判定が出れば自宅に戻って隔離できるという。

 一方、19日の第1ラウンド後に発熱し、PCR検査で陽性判定を受けた宮里は、所轄保健所の指導に基づいて北海道内で自主隔離中。次週、再来週の試合には出場できないという。

 国内男子ツアーで選手の感染者が判明したのは3人目。宮里の行動履歴に基づき、大会会場内の消毒作業も既に完了しており、21日の第3ラウンドは予定通りに行われている。

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