◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 第2日(20日、英国・カーヌスティ・ゴルフリンクス=6850ヤード、パー72) 賞金総額580万ドル(約6億3600万円)、優勝87万ドル(約9500万円)
11位から出た、米ツアー4勝の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は2バーディー、1ダブルボギーの72で通算2アンダー。首位と5打差の23位で決勝ラウンドに進出した。
4番で3メートルを沈めバーディーを先行させたが、8番パー3でグリーン横のバンカーからの第2打が反対側のバンカーに入りダブルボギー。14番パー5で、バンカーからの第3打を1・5メートルにつけてバーディーを奪った。16番でもグリーン左手前のバンカーに入れたが、2メートルに寄せてパーセーブした。
「8番のダブルボギーもありながら、バンカーショットも多かったけど、うまくパーセーブできたところもある。うまく我慢したラウンドだった。(16番のパーセーブ)1回でバンカーから脱出することを考えて、うまく傾斜を使って寄せることができた。ショットも思ったより真っすぐ飛んでくれて、狙い通りのショットもたくさんある。あとはパッティングを決めるだけだと思う。最後に切れてしまうのは芝目の影響もあったと思う。もう少しスピードをオーバーさせるように打っていかないと、芝目で持って行かれてしまう」と振り返った。
18年大会覇者のジョージア・ホール(英国)ら、7アンダー首位との5打差を追って残り2日へ。「上との差はそんなに離れていないので、今日しっかり我慢した分、明日(3日目)は伸ばせるように頑張りたい」と力を込めた。