松山英樹の打球が男性ギャラリーのシャツに入る珍事 PGA公式サイトが動画で紹介


◆米男子プロゴルフツアー プレーオフシリーズ第1戦 ノーザントラスト 第2日(20日、米ニュージャージー州リバティーナショナルGC=7410ヤード、パー71)

 第2ラウンドが行われ、松山英樹(LEXUS)の放った打球が男性ギャラリーのシャツに入るまさかのハプニングが起こった。10番パー4、右に曲げたティーショットがカート道で跳ね、大きくバウンドしたボールはそのまま中年男性ギャラリーのシャツの中にスポッと入ってしまった。

 松山が歩み寄り、「You?」と笑顔で聞くと集まったギャラリーからドッと笑いが起きた。男性がシャツの中からボールを下に落とし、松山はそのボールにサインをし、男性にプレゼント。別のボールをリプレースして、2打目をグリーン付近まで運び、何とかこのホールをボギーで切り抜けた。

 この様子は、PGA公式サイトで「Hideki Matsuyama`s free drop after drive lands in fan`s shirt」のタイトルで3分間の動画で紹介されている。実況もボールがシャツの中から地面に落ちる場面で「この“魔法”を見たか」などと興奮気味に語っている。

 この日、15位から出た松山は9バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの68で、通算5アンダーの25位で決勝ラウンドに進んだ。

 67で回ったジョン・ラーム(スペイン)が12アンダーで、2位のトニー・フィナウ(米国)に1打差をつけて単独首位に立っている。

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