◆米男子プロゴルフツアー プレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権 第３日（４日、米ジョージア州イーストレイクＧＣ＝７３４６ヤード、パー７０）
４月のメジャー、マスターズ王者の松山英樹（ＬＥＸＵＳ）は２６位で出て４バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの６９をマーク。通算イーブンパーの２６位となった。
年間ポイントの上位３０人が出場できる最終戦は、２０１９年からシーズンのポイント成績を反映したハンディキャップ戦となり、総合ポイント１位のパトリック・カントレー（米国）は初日１０アンダーからティーオフ。同２２位の松山は初日１アンダーからのスタートとなっている。
歴代２位に並ぶ８年連続出場の日本のエースは、２０１８年マスターズ王者のパトリック・リード（米国）と同組でのラウンド。１番から出ると、松山は４番で６・５Ｍを沈めてバーディーを先行させた。５番はアイアンでの第２打を３Ｍにつけて伸ばした。６番パー５は、グリーン右手前バンカーからの３打目をピンそば４０センチにつけてバーディーで前半３つ伸ばして折り返した。
後半も１３番で８・５Ｍを沈めてバーディー先行。池越えの１５番パー３は風の影響もあり、第１打をグリーン右の池に入れて３オン２パットのダブルボギー。１７番は３パットのボギーで後退した。フェアウェーキープ率は５０％、パーオン率も７２・２２％と、ともに今大会３日間最高まで復調した。
ホールアウト後のテレビインタビューでは「１４番のティーショットまでは良かったんですけど。残りの４ホールがすごく悔しい内容で終わってしまった。明日、シーズン最後なのでしっかりと良い形で終われるように頑張りたいなと思います」と話した。
世界ランク４位のパトリック・カントレー（米国）が６７で回り、通算２０アンダーの単独首位をキープし、ツアー通算６勝目に王手をかけた。世界ランク１位のジョン・ラーム（スペイン）が２打差の２位で追う。優勝者は年間王者として、１５００万ドル（約１６億５０００万円）を獲得する。