１６番ティーショットを放つ杉山知靖
◆男子プロゴルフツアー ブリヂストンオープン 第３日（９日、千葉・袖ケ浦ＣＣ袖ケ浦Ｃ＝７１１９ヤード、パー７１）
ムービング・サタデーの競技が終了した。初優勝を目指す２８歳の杉山知靖（レイクウッドコーポレーション）が９バーディー、ボギーなしの大会コース記録タイの６２をマーク。通算１４アンダーの単独首位に浮上し、初優勝に王手をかけた。
ツアー１勝の片岡尚之が３打差の２位。賞金ランク４位の金谷拓実、ともに初優勝を狙う小斉平優和、杉本エリックが４打差の３位に並んだ。
ツアー１勝の香妻陣一朗、伊藤有志、石坂友宏、２０１４年日本ツアー選手権森ビル杯王者の竹谷佳孝、ツアー１勝の張棟圭（ジャン・ドンキュ、韓国）は５打差の６位で追う。
通算３勝の岩田寛、Ａ・クウェイル（豪州）は８アンダーの１１位。アマチュアの宇喜多飛翔（大阪学院大２年）、通算１勝の大槻智春は７アンダーの１６位で追う。賞金ランク３位の星野陸也、ブリヂストン契約の比嘉一貴は６アンダーの２０位につけた。
大会初の３連覇を目指す今平周吾は４アンダーの３６位、通算１７勝の石川遼は３アンダーの４１位。今季下部ツアー３勝の久常涼は２アンダーの４５位。昨年９月以来の日本ツアー参戦の１６年大会覇者・小平智は、１アンダーの５１位となった。
今大会は賞金総額１億１０００万円（優勝賞金２２００万円）。〈１〉優勝者、〈２〉有資格者を除く２位以下の２選手、〈３〉今年３月の東建ホームメイトカップから今大会までの獲得賞金「ＺＯＺＯランク」の上位７人に、今月２１日開幕の日本開催の米ツアー、ＺＯＺＯチャンピオンシップ（習志野ＣＣ）の出場権が与えられる。