アジア太平洋アマチュア選手権に出場する中島啓太（大会提供）
ゴルフのアジア太平洋アマチュア選手権（１１月３～６日、ＵＡＥ・ドバイクリークゴルフ＆ヨットクラブ）の主催者は１２日、日本から世界アマランク１位の中島啓太、河本力、杉浦悠太ら６人が出場予定であると発表した。前回１９年大会覇者の林ギョクキン（中国）も出場する。優勝者には、来年のマスターズと全英オープンの２枚のメジャー切符が与えられる。２位の選手は全英オープンの最終予選会への出場権が与えられる。
１８年大会で２位の中島は「プロを相手に挑戦をすることで、自分がさらにより良い選手へ成長できると感じています。もちろんプロの試合での優勝によって自信は高まっています。でも、ドバイで最終日に優勝争いができるようにベストを尽くさなくてはいけないと分かっています。来年、（松山）英樹さんが連覇を狙うマスターズの舞台に出場したいと思いますし、その夢を叶え、オーガスタナショナルゴルフクラブで一緒にプレーするためには、この大会が絶好の機会です」と、大会を通じてコメントし、マスターズ出場へ意欲を示した。
中島は９月の国内ツアーで史上５人目のアマ優勝を達成。また、マーク・マコーマックメダル賞の資格で来年の全英オープンと全米オープンの出場権を確定させている。