松山英樹は前半終えて1打差の2位、岩田寛が4アンダーの単独首位…ZOZOチャンピオンシップ初日


1番、バーディーパットを決める松山英樹(カメラ・山崎 賢人)

1番、バーディーパットを決める松山英樹(カメラ・山崎 賢人)

◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第1日(21日、千葉・アコーディア習志野CC=7041ヤード、パー70)

 秋晴れの下、2年ぶりに日本開催の米ツアーが開幕した。米男子ツアー日本男子歴代最多6勝で、4月のマスターズ優勝後初の国内でのツアー競技となる松山英樹(LEXUS)は、前半9ホールを3バーディー、ボギーなしで折り返し、3アンダーで首位と1打差の2位につけている。

 上限5000人の有観客での開催。1番ティーグラウンドで松山の名前がコールされると、この日一番大きな拍手がわき起こった。東京五輪金メダリストで、マスターズでも優勝争いを演じた宿敵ザンダー・シャウフェレ(米国)と藩政琮(台湾)と同じ大会最注目組でのラウンド。日本のエースは地元の声援にも押され、前半からマスターズでも優勝を争ったシャウフェレと、激しい伸ばし合いを演じた。

 1番で、得意のアイアンでの第2打を左下2Mにつけてバーディー発進。大勢のギャラリーからの喝采を浴びて、松山は右手を挙げて応えた。3番パー3は、アイアンでの第1打をピン右4Mにつけて伸ばした。6番パー5はドライバーでフェアウェーをとらえると、ピン左下4Mへ2オンに成功。イーグル逃しのバーディーで、シャウフェレと同じ3アンダーの首位に一時は並んで見せた。

 日本ツアー通算3勝の岩田寛が4アンダーの単独首位。S・ノリス(南アフリカ)、トミー・フリートウッド(英国)、ホアキン・ニーマン(チリ)が1打差の2位に並んでいる。

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