2打差2位の石坂友宏「今の自分の実力」初優勝はお預け


18番でバーディーを奪えず悔しがる石坂友宏

18番でバーディーを奪えず悔しがる石坂友宏

◆男子プロゴルフツアー マイナビABC選手権 最終日(7日、兵庫・ABCGC=7217ヤード、パー72)

 初優勝を目指した22歳の石坂友宏(日本ウェルネススポーツ大)は3バーディー、2ボギーでスコアを伸ばし切れず2打差の2位に終わり「今の自分の実力。悔しい。期待に応えたかった」と肩を落とした。

 前半を首位で折り返したものの後半は耐えるゴルフが続き、石坂と浅地洋佑(フリー)、堀川未来夢(Wave Energy)が14アンダーで並ぶ大混戦だった。三つどもえで迎えた17番。浅地がティーショットを左に曲げたが、ラフからの第2打をグリーンに乗せる好ショットでバーディーを奪われ「勝つなと思いました」と脱帽。自身は17、18番でスコアを伸ばせず逆転Vを許した。

 自身4度目の最終日最終組でスタートしたものの、またしても優勝を逃した。「相手じゃない。コースと向き合って、どう攻めていくか。改めて分かった」と自らに言い聞かせるように話した22歳。この経験を糧に、必ず勝利をつかむ。

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