逆転の賞金王狙う木下稜介「優勝以外考えず諦めず全力でプレーしたい」…日本シリーズJTカップ12月2日開幕


8番、アプローチショットの練習をする木下稜介(カメラ・山崎 賢人)

8番、アプローチショットの練習をする木下稜介(カメラ・山崎 賢人)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー2020―21年ツアー最終戦 日本シリーズJTカップ(12月2日から4日間、東京・稲城市 東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 男子プロゴルフツアーの2020―21年シーズン最終戦、日本シリーズJTカップは12月2日から4日間、東京・稲城市の東京よみうりCC(7023ヤード、パー70)で2年ぶりに開催される。

 練習日の29日、賞金ランク2位の木下稜介(ハートランド)は、ショットとパターなどを練習し、5ホールをラウンドするなどして調整した。逆転での賞金王を目指す木下稜は、前週のカシオワールドオープンで無念の予選落ち。タイトル獲得には優勝か単独2位以上が必須のため「優勝以外考えず、諦めず全力でプレーしたいなと思います」と強く意気込んだ。

 28日には、同じ奥嶋誠昭コーチに師事する女子プロゴルファーの稲見萌寧(都築電気)が賞金女王に輝き、木下稜はその姿をテレビを通して見届けた。「女子と男子で賞金王を取れたら一番の恩返しになると思うので、今週は優勝目指して頑張りたいです」と誓った。

 日本シリーズJTカップは2年連続2度目の出場。今年は21年ツアー優勝者として出場し、さらに有観客での大会開催となる。「応援があった方が僕らは力を出せる。今週賞金王をかけて戦いますけど、みなさんの応援が力になります」。たくさんの思いを胸に、最後の一戦に臨む。

最新のカテゴリー記事