稲見萌寧「貢献できて良かった」…東京五輪銀&賞金女王が女子連覇締め


優勝した女子は、トロフィーを手に笑顔(カメラ・今成 良輔)

優勝した女子は、トロフィーを手に笑顔(カメラ・今成 良輔)

◆プロゴルフ男子、シニア、女子対抗戦 日立3ツアーズ選手権(12日、千葉・大栄CC)

 女子が24ポイントで、前回2019年大会に続き連覇を果たした。東京五輪銀メダリストで今季9勝を挙げて初の賞金女王となった稲見萌寧(22)=都築電気=は、前後半で計9ポイントを稼ぎ、シーズンを勝って締めた。男子が20ポイントで2位、シニアが10ポイントで3位だった。女子の西郷真央(20)=大東建託=が最優秀選手に選ばれた。

 稲見が銀メダル、賞金女王を獲得した2021年の総決算を出した。最終9番パー4。第2打を2メートルに運び西郷の“ウィニングパット”をお膳立て。女子の連覇をアシストし「貢献できて良かった」と喜んだ。

 自身の練習拠点、北谷津ゴルフガーデン所属でシニアの篠崎、奥嶋誠昭コーチがキャディーを務めた木下との同組対決では、冗談交じりに「潰す」と宣戦布告を受けたが「手をつけられないくらい」の完全勝利。「ブッチギリで勝てて良かった」とドヤ顔が飛び出した。今季のイケイケムードをキープしつつ、来季に向け「総合的に上げていきたい」とレベルアップを誓った。

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