UHA味覚糖とスポンサー契約を結んだ「ゴルフ天才少女」須藤弥勒（提供写真）
ゴルフ世界ジュニアメジャー４勝を誇り「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒（ゴルフ５）が、菓子・食品製造販売の「ＵＨＡ（ユーハ）味覚糖」とスポンサー契約、並びに体づくりための総合サポート契約を結んだことが４日、分かった。弥勒はゴルフ専門店を展開する「ゴルフ５」と所属契約、並びにマネジメント契約を締結しており、ＵＨＡ味覚糖は２社目のスポンサー企業となった。
今年１月からアマ資格の規定が大幅に改定され、アマチュアゴルファーは無制限でスポンサー収入を得ることが可能になり、１０歳ながら抜群の存在感を持つ弥勒のもとにはスポンサーからオファーが殺到。その中で、５歳から練習環境のサポートを受けているゴルフ５と所属契約、マネジメント契約を締結。関係者によると、プロのシード選手と同等の年間推定１０００万円を超える長期の「超大型契約」を締結したという。
今回、２社目のスポンサー企業としてＵＨＡ味覚糖との契約が決まった。ウェアにＵＨＡ味覚糖のロゴワッペンを掲出する。
弥勒は２０１７年に史上最年少で世界ジュニアを制した後、ＵＨＡ味覚糖のヒット商品「グミサプリキッズ」のＣＭキャラクターに採用された。すでに約５年に及ぶ関係があり、今回、ゴルフ選手としてスポンサー契約、並びに栄養面での総合サポート契約を結んだ。関係者の話を総合すると、年間推定３００万円～５００万円の長期契約になったようだ。
近年、製菓メーカーは健康食品や栄養食品の開発、販売に力を入れている。ＵＨＡ味覚糖も多くのバランス栄養食やサプリメントをラインアップしている。弥勒の父・憲一さんは「弥勒がＵＨＡ味覚糖さんのＣＭキャラクターになる前、私たちは、体を大きくさせるために、とにかく量を食べさせていましたが、今考えると、とても不摂生なカロリーの取り方でした。ＣＭをきっかけにＵＨＡ味覚糖さんの健康チームのアドバイスと製品によって、健康的に体づくりをサポートしていただくようになりました。今回、総合サポートに名乗りあげていただき、光栄、かつ、感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。
５～６歳の頃、弥勒はやや肥満体質だったが、ＵＨＡ味覚糖のサポートを受け、徐々に体が絞れて、キレが増したという。現在ではドライバーの平均飛距離は２３０ヤードに迫るようになった。スポーツフードアドバイザーの資格を取得した母・みゆきさんは「弥勒が６歳の頃と今の姿を見比べると一目瞭然です。世界で勝てる体を作るためにサポートしていただいているＵＨＡ味覚糖さんのお陰です」と感謝した。
この日、北京冬季五輪が開幕。弥勒は１０年後の２０３２年ブリスベン夏季五輪のゴルフ競技で金メダル獲得という野望を持つ。「お父さん（憲一さん）はオーストラリアのブリスベンで高校時代を過ごしました。１０年後、お父さんの思い出の地で行われるオリンピックで金メダルを取りたい。金メダルだけではなく、メジャー大会でも優勝して、伝説のゴルファーとなることが私の目標です。そのためには丈夫な体が必要です。ＵＨＡ味覚糖さんのサポートはとても心強いです」と弥勒は満面の笑みで話した。ＵＨＡ味覚糖の強力サポートを受けて、弥勒は野望の実現に突き進むつもりだ。
◆須藤 弥勒（すとう・みろく）２０１１年８月６日、群馬・太田市生まれ。１０歳。東大出身の父・憲一さんの指導で２歳からゴルフを始める。１７、１８年に世界ジュニアゴルフで連覇。現在、ドライバーの飛距離は２２０～２３０ヤード。家族は父、元フィギュアスケート選手の母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。１４５センチ、５２キロ。
◆ＵＨＡ味覚糖（ゆーはみかくとう）１９４９年、設立。菓子、食品を製造、販売する。主なヒット商品はソフトキャンディーの「ぷっちょ」、ぐみキャンディーの「シゲキックス」など。本社は大阪市中央区。福島、奈良、兵庫に工場を持つ。