渡辺彩香“新婚パワー”で2季連続開幕優勝狙う コースメモ忘れても「集中」1打差2位


10番ティーショットを放つ渡辺彩香

10番ティーショットを放つ渡辺彩香

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ▽ダイキンオーキッドレディス 第2日(4日、沖縄・琉球GC=6590ヤード、パー72)

 首位から出たツアー通算4勝の渡辺彩香(28)=大東建託=が通算7アンダーで1打差2位で決勝ラウンドに進出。強風の中、3バーディー、1ボギーの70にまとめた。ツアー屈指の飛ばし屋が2020年6月に行われた昨季開幕戦のアース・モンダミンカップに続く、2季連続開幕優勝に向け“新婚パワー”で突き進む。67の黄アルム(韓国)が8アンダーで単独首位。

 沖縄特有の強風をものともせず、渡辺が思い切りの良いゴルフを展開した。後半の4番パー5。エッジまで240ヤードから5ウッドの第2打をグリーン手前まで運ぶと、楽々とバーディーを奪った。3バーディー、1ボギーの70で1打差2位に後退も「全体的には初日と変わらず、いいリズムでできた。今日もいいラウンド」とうなずいた。

 プロ10年目を迎え「意気込みすぎると良くない」と落ち着いて回ることをテーマとする。この日はスタート前にコースメモを屋内に置き忘れるアクシデントに遭ったが、キャディーに見せてもらいながら前半をプレー。「今までなら動揺していたけど、少し成長したのかな。バタバタせず、やることに集中した」と、逆境の中で2つ伸ばした。

 付き合って5周年だったという昨年2月26日に埼玉栄高の同級生で柔道家の小林悠輔(28)と結婚。1年後の先日、神社で挙式をして「気持ちも引き締まった」と、開幕に臨んだ。トレーニングを一緒に行う夫の存在が支えとなり「今シーズンはすごく落ち着いて迎えられた」。必要以上に自分を追い込んでいた以前からの変化を明かした。アスリート夫婦の食卓には鶏肉中心のメニューが並び体調管理にも気を使う。

 コロナ下により変則だった20年6月の昨季開幕戦アース・モンダミンカップ以来となる、2シーズン連続の開幕戦Vが懸かる。開幕戦連覇なら、15、16年ダイキンオーキッドでのテレサ・ルー(台湾)以来となる。5勝目を狙う週末へ「何も変えることはない。ワクワクして2日間できればいい」と、充実感たっぷりの表情で話した。(岩原 正幸)

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