佐藤心結がボギーなしの68で8位浮上 史上初プロデビュー戦Vに望み


1番ティーショットを放つ佐藤心結。通算5アンダー8位に浮上(カメラ・今西 淳)

1番ティーショットを放つ佐藤心結。通算5アンダー8位に浮上(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ▽ダイキンオーキッドレディス 第3日(5日、沖縄・琉球GC=6590ヤード、パー72)

 昨年11月のプロテストに一発合格した新人の佐藤心結(みゆ、ニトリ)は24位から出て、4バーディー、ボギーなしでベストスコアタイの68。通算5アンダーで、トップと5打差の8位に浮上した。笹生優花が持つ新人最速記録(2戦目)を塗り替えるツアー史上初のプロデビュー戦Vに可能性を残した。

 佐藤は3、8、11番でバーディーを重ねると、最終18番はエッジから7メートルを沈めてスコアを4つ伸ばした。「今日は17回パーオンできて、ノーボギーのゴルフにつながった」と振り返った。第2日は風のことを考えすぎてしまい、75と落としたが「もう攻めるしかないと思った」と、積極策でピンを狙い、奏功した。

 この日は、自身を7歳でゴルフに導いてくれた71歳の祖父・義雄さんが、昨秋の日本女子オープン以来となる試合観戦に訪れた。スタート前に「頑張ってね」とグータッチで送り出されたといい、「いいゴルフを見せられたと思う。心強かった」と笑顔を見せた。

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