Tポイント×ENEOS 13年大会覇者の一ノ瀬優希が初の夫婦タッグで今季初出場「夫婦喧嘩することは絶対にない」


一ノ瀬優希

一ノ瀬優希

◆日本女子プロゴルフツアー Tポイント×ENEOS 第1日(18日、鹿児島・高牧CC=6419ヤード、パー72)

 2013年大会覇者の一ノ瀬優希(フリー)が、夫の男子プロゴルファー・谷口拓也をキャディーに起用し、結婚後初の夫婦タッグで今季初出場を果たす。

 13年にツアー初優勝を遂げた思い出のコースに、5年ぶりに帰ってきた。「楽しみです。このコースは元々優勝する前から好きなので、イメージは変わらないです。ただ自分の技術がその時とは違うので」と笑った。19年に第一線を退き、同年9月にコーチだった谷口と結婚。20年10月に第1子となる長女を出産した。

 昨年8月のNEC軽井沢で、ママさんプロとしてツアー復帰を果たしたが予選落ち。それ以来のツアー出場で、17日は夫婦二人三脚で練習ラウンドして最終調整した。「夫婦というより元々、指導をしてもらっていたので。そういう面ではゴルフ自体を教えてもらえて、夫婦喧嘩することは絶対にない、と思えるくらい尊敬できます」と一ノ瀬は夫への絶大の信頼を口にした。

 谷口は昨年、男子の谷原秀人のキャディーを務め、11月の三井住友VISA太平洋マスターズと12月のメジャー、日本シリーズJTカップで優勝を果たした。頼もしい相棒とともに臨む22年初戦を前にツアー3勝の33歳は「出させてもらえる機会を頂けたのでしっかりと頑張りたい。ただ出るのではなくて、成績として出せるようにしたい」と意気込んだ。

 悪天候のため、18日の第1ラウンドの第1組スタート時間は、17日に発表された午前10時からさらに2時間遅れの12時に変更された。

最新のカテゴリー記事