勝みなみが‟鶏さしパワー”で地元V狙う…ユニセフ募金活動呼び掛けも発表


勝みなみ

勝みなみ

◆女子プロゴルフツアー Tポイント×ENEOS 練習日(17日、鹿児島・高牧CC=6419ヤード、パー72)

 ツアー通算6勝で地元・鹿児島市出身の勝みなみ(明治安田生命)は練習ラウンドで1ラウンド回り、最終調整した。当初はハーフの予定も「ショットの調子が、コースに出て構えた時にイメージがあまり良くなかったので、16番のティーショットまで打ってきた」と説明。「構えが少しズレていた」というが「調子自体は悪くないので、微調整がうまくいけば上位にいける」と意気込んだ。

 地元で迎える大会を前に「鶏さし(刺身)、だんご、串揚げは絶対に食べようと。パワーをつけました」と食を楽しんだようで、笑顔を見せた。「年に1回の地元開催。(高牧CCは)たくさん練習させていただいて、お世話になっている。あわよくば優勝という形で恩返しできれば。3日間ともアンダーで、60台を出していけたら」と活躍を誓った。

 また、この日は日本ユニセフ協会を通じて毎年行っている支援活動の詳細を発表した。オンラインで世界の子どもたちのために募金活動を始められるプラットホーム「フレンドネーション」に勝が参加し、今季はフェアウェーキープ率65%超え(昨季は約55%)にチャレンジするもの。取り組みへの賛同の形としてユニセフ(国連児童基金)への寄付を広く呼び掛けていく。

 勝はウクライナの子どもたちへの思いも寄せ、ユニセフを通じて「今回のチャレンジでは、紛争の影響を受けている子どもやその家族の様子を日々のニュースで目にし、私も何かしたいと思い、ユニセフ『ウクライナ緊急募金』への協力も受け付けています。すべての子どもたちが、生まれた場所や国籍、人種や民族に関わらず、平和に暮らし、健やかに育つことができるよう願っています」などとコメントした。

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