◆米女子ゴルフツアーメジャー第1戦 シェブロン選手権最終日(3日、米カリフォルニア州ミッションヒルズCC)
21位から出た渋野日向子(サントリー)は7バーディー、1ボギーの66で回り、通算10アンダーで4位まで挽回した。渋野は第2日を終えて単独首位に立ったが、第3日に決勝ラウンド進出選手74人の中でワーストタイの77をたたいて21位に急降下。それでも、ここで終わらないのが、渋野。最終日は出場選手の中でベストスコアタイをマーク。前日より11打も少ない猛チャージで、優勝まで4打差に迫った。
「4日間、いいゴルフはできなかったけど、3日間はいいゴルフができた。メジャーはポイントが高いですよね? いいポイントがもらえるかな。よかった~」と渋野スマイル満開で話した。多くの収穫と課題を手にした今季メジャー初戦。今年から米ツアーの正会員となった渋野の挑戦は続く。
オーガスタナショナル女子アマチュア選手権初代女王のジェニファー・カップチョ(米国)が後半39と苦しみながらも通算14アンダーで優勝した。2打差の2位はジェシカ・コルダ(米国)だった。
日米通算10勝の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は67で回り、通算5アンダーで17位。昨年の全米女子オープン覇者の笹生優花(フリー)は72で回り、同じく通算5アンダーで17位。今季から主戦場を米国に移した古江彩佳(富士通)は74で回り、通算1アンダーで44位だった。