マスターズ優勝予想番付 前回王者・松山英樹は首痛で圏外、ケプカがV候補筆頭に…米ツアー公式サイトが発表


◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 公式練習日(4日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7510ヤード、パー72)

 米ツアー公式サイトは第86回マスターズの20人の優勝予想番付を発表し、メジャー4勝のブルックス・ケプカ(米国)が最有力候補に挙げられた。過去4度出場して19年大会で2位。「メジャーハンター」の異名を持つ屈強な飛ばし屋が17、18年全米オープン、18、19年全米プロ選手権に続く3つ目のメジャー制覇に挑む。

 17年全米プロ選手権覇者のジャスティン・トーマス(米国)が2番手。マスターズ5勝のタイガー・ウッズ(米国)と今大会も練習ラウンドをともにし、攻め方を学んでいる。20年大会では自己最高の4位に入っている。世界ランク2位で昨年の全米オープン王者のジョン・ラーム(スペイン)が3番手となった。ツアー1位のパーオン率75・74%を誇り、マスターズは18年から4、9、7、5位と4年連続トップ10入り中とコースとの相性も良い。

 今季好調のキャメロン・スミス(オーストラリア)が4番手、スコッティー・シェフラー(米国)が5番手に名を連ねた。スミスは3月の「第5のメジャー」プレーヤーズ選手権を制すなど今季2勝を挙げる28歳。攻撃的なショットが武器で、20年大会では2位に入っている。シェフラーは今季3勝で世界ランク1位の25歳。4大メジャーは未勝利も、6戦連続トップ20入り中と安定した成績を残している。

 初出場だった昨年大会で2位に入ったウィル・ザラトリス(米国)は11番手。メジャー4冠「キャリア・グランドスラム」に8度目の挑戦となるロリー・マキロイ(英国)は、12番手となった。

 一方で大会史上4人目の連覇を狙う松山英樹(LEXUS)は、首痛の影響でスタートできない恐れもあるため、まさかの圏外とされた。今大会で昨年2月の交通事故後初のツアー復帰戦を目指しているタイガー・ウッズ(米国)は「大会直前に出場を判断する」ため、圏外となった。

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