“桃子祭り”制した! 上田桃子がツアー通算17勝目 稲見萌寧、西郷真央らは2位


17番でバーディーを奪いガッツポーズする上田桃子(カメラ・ 今西  淳)

17番でバーディーを奪いガッツポーズする上田桃子(カメラ・ 今西  淳)

◆女子プロゴルフツアー 報知新聞社特別協力 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日(10日、埼玉・石坂GC=6475ヤード、パー72)

 リーダーボードの上位に「桃子」が3人並ぶ“桃子祭り”となった最終日。2打差3位から出た上田桃子が69で回り、通算9アンダーで制した。昨年5月のパナソニックオープンで大里桃子とのプレーオフ“桃子対決”を制して以来のツアー通算17勝目をつかんだ。

 昨年5月の優勝時と同じ赤のウェアで最終組の1つ前からスタート。1番パー5(480ヤード)でいきなり見せた。残り209ヤードから2オンし、5メートルのフックラインを決めるイーグルで首位を捉えた。2番のバーディーで単独トップに。後半の13番パー3では第1打をピン右約2メートルにつけるバーディーでガッツポーズ。17番パー5も約5メートルを決めてバーディー。2位以下との差を4打に広げた。

 昨年大会覇者の稲見萌寧、3週連続優勝を狙った西郷真央、福山恵梨、沖せいらの4人が6アンダーで3打差の2位に入った。

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