石川遼が通算2アンダーでホールアウト 強風悪条件のアンダープレーで上位浮上「近年まれにみるきつさ」


11番、ティーショットを放つ石川遼(カメラ・馬場 秀則)

11番、ティーショットを放つ石川遼(カメラ・馬場 秀則)

◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(16日、兵庫・よみうりCC=7180ヤード、パー71)

 1アンダー49位から出た、石川遼(カシオ)は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算2アンダー。ホールアウト後の午後2時過ぎの段階では16位につけた。

 通過ボーダーラインギリギリのスコアで今季初めて予選を突破した石川遼は、10番からスタート。最初のホールでバーディーを奪ったが、11番でボギー、12番はダブルボギーをたたいた。それでも17番でバーディーを取って前半を1オーバーでしのぐと、後半は2バーディー、ノーボギーで修正してみせた。

 この日の兵庫・西宮市内は強風注意報が発令。最大で8メートル前後の風が吹き荒れて、選手を悩ませた。石川遼がホールアウトした時点でプレーを終えていた42人中、アンダープレーはわずか4人。石川遼は「近年、まれに見る疲れというか、きつさがあった。コースの起伏に、風も強くて。それに今日は風がなくても、カップの位置が一番難しかったと思う。そこに風が相まって難しかった」と厳しい表情を見せた。

 それでも、後半にかけてプレーをまとめて見せた石川遼は「(今日の)収穫はパッティング。17番から3番まで、結構長いのが全部入ったので」とうなずいた。

最新のカテゴリー記事