２６日の練習ラウンド後に意気込みを明かした中島啓太
◆日本男子プロゴルフツアー ▽中日クラウンズ 指定練習日（２６日、愛知・名古屋ＧＣ和合Ｃ＝６５５７ヤード、パー７０）
世界アマチュアランク１位の中島啓太（日体大４年）は、ツアー通算５勝で今季３戦を３、２、２位と好調の星野陸也（興和）、プロ３年目で１９歳のホープ、久常涼（ＳＢＳホールディングス）と同じ組に入った。２８日の第１ラウンドは、午前１１時４０分に１番からスタートする。
中島は２週前のメジャー、マスターズ（米国）に出場し、７オーバー６４位で予選落ち。昨年９月のパナソニック・オープンでは史上５人目のアマ優勝を果たし、国内ツアーは同１２月の日本シリーズＪＴカップ（１５位）以来となる。６月全米オープン、７月全英オープンのメジャー大会にも出場を予定する２１歳のプレーに、注目が集まる。
前週、ツアー初優勝を飾り今大会は地元開催となる桂川有人（国際スポーツ振興協会）は、今季国内初戦を制しているツアー２勝の香妻陣一朗（国際スポーツ振興協会）、同２勝の堀川未来夢（Ｗａｖｅ Ｅｎｅｒｇｙ）と同組。また、ツアー通算１７勝で２０１０年にこの大会を制し、９、１８ホールのコースレコードを持つ石川遼（カシオ）が、同５勝で賞金王２回の今平周吾（ダイヤ）、同１勝の片岡尚之（フリー）と同じ組に入った。
賞金総額は１億円（優勝賞金２０００万円）で２８日から４日間、１０５選手が参加して、大会３年ぶりに各日５０００人を目安に入場制限を設けながら有観客開催で行われる。